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【支払いは現地通貨を選んで!】海外旅行でクレジットカード使用時の注意点

海外旅行にクレジットカードは欠かせません。

海外ではキャッシュレス決済文化が進み、現金以外での支払い方法が主流になっている国も多くあります。

いざ海外でお買い物や食事をしようとしたときに、クレジットカードが使えないと困ってしまいます。

また、支払方法によってはあなたが損をしてしまうこともあります。

 

そこで、海外旅行でのクレジットカードの注意点を旅行前旅行中に分けてまとめました。

旅行に出発する前にご確認ください。

 

目次

海外旅行前の注意点

・有効期限
・カード会社へ連絡
・海外旅行保険の確認
・支払限度額の確認
・カードのコピーを作成

一つずつ、説明していきいます。

有効期限

まず、クレジットカードの有効期限を確認してください。

確認時は有効期限内でも、旅行期間が長いと旅行期間中に切れてしまうこともあります

ご存じの通り、有効期限が切れたクレジットカードは使い物になりませんので、ご注意ください。

 

カード会社への連絡

これは必須ではありませんが、旅行中にクレジットカードが止まってしまう可能性があります。

 

カード会社は「カード不正利用検知システム」を導入しています。

不自然なカード利用や普段使わない国からのカード利用を不正利用と判定し、クレジットカードを一時的にロックするシステムです。

カード会社に旅行情報を伝えることで、急な海外での使用が不正利用と誤認されるリスクを減らせます。

これにより、カードがロックされる心配も少なくなります。

 

海外旅行で使用する予定のクレジットカード会社のホームページで調べてみてください。

不安な方は、海外旅行前にカード会社に旅行先と期間を連絡しておきましょう

 

海外旅行保険の確認

クレジットカードには、海外旅行保険が付帯している場合があります

旅行中に病気や事故に遭った際の医療費や持ち物の盗難など、保険が適用される範囲を確認しておきましょう。

海外の病院では、診察料や治療代が考えられないほど高額になる国もあります。

 

ただし、保険の適応条件がある場合もあるので確認が必要です。

例えば、楽天カードの場合は、「日本を出国する以前に 『募集型企画旅行の料金』 に該当する代金を 利用条件のある楽天カードで、支払っていること」が条件になります。
https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/insurance/ より

 

クレジットカードの海外旅行保険以外にも、個別で加入できる保険もあるので、クレジットカードに海外旅行保険が付与していなくても問題ありません。

その場合は、自分で海外旅行保険に加入しましょう。

 

支払限度額の確認

普段使用する分には、支払限度額まで行かない人も多いので、あまり気にしたことがない人もいると思います。

ただ、海外旅行中は予想外の大きな支出がある可能性があるため、確認しておいた方が後悔しません。

私は、支払限度額のおかげで、欲しかったお土産が買えませんでした。

何度も行けるわけではない海外旅行先で、一目惚れした商品が買えないのは、帰国後も相当引きずるものがあったので、皆さんはあらかじめ限度額を把握したうえで海外旅行に行ってください。

 

カード会社によっては、一時的に限度額を引き上げることもできます。

ただし、学生の場合は、一時的な限度額の増額すらできないこともあります。

そのような場合は、VISAやMastercard、JCBなどの主要ブランドのカードを2枚持っておくと安心です。

クレジットカードを複数枚持っていても、損することはなく、むしろ社会人になってクレジットカード使用する頻度は増えます。

今のうちに異なるブランドのクレジットカードを作成しておくと便利です。

 

カードのコピーを作成

クレジットカードのコピーを作成しておくことで、紛失や盗難が発生した場合にすばやく対応できます

コピーに残しておくのは、、、、

・カード番号
・カード会社
・カード会社の緊急連絡先

・ブランド

旅行中はコピーを別の場所に保管しておきましょう。

緊急時にはこのコピーが非常に役に立ちます。

 

カード会社(カード発行会社)・・・楽天カード、三井住友カードなど
ブランド・・・VISA、Mastercard、JCBなど

このあたりは、間違えやすいですが、クレジットカードのトラブルがあった場合は必ず聞かれる点なので、頭に入れておきましょう。

 

海外旅行中の注意点

支払いは現地通貨を選択

クレジットカードで支払いをする際に選べるのは、次の通りです。

・現地通貨
・日本円

絶対に現地通貨を選択してください

現地通貨を選択すると、国際ブランドが採用するレートに準じて海外手数料が設定されます。

これは透明性が非常に高く、信ぴょう性があります。

 

一方で、日本円を選択すると、その店が独自で海外手数料を設定できてしまいます

店によっては、数十%を上乗せしてくる場合もあります。

 

何度も言いますが、「現地通貨」を選択してください。

店によりますが、店員が操作をする場合と、自分でタッチパネルを見て選択する場合があります

店員がやるのか、自分でやるのか分からない場合は、「クレジットカード決済でお願いします」というときに「(アメリカの場合は)USDで!」と言うようにしてください。

 

ATMでの現金引き出し

海外旅行先でも、現金はいくらかは持って行った方が無難です。

私が行ったアメリカでは、クレジットカードで払える店も増えてきたものの、現金でしか払えない店もありました。

 

空港などの両替店で現金にする方法もありますが、クレジットカードを使って現地のATMで現金を引き出すこともできます。

VISAやMastercardは世界中の多くのATMで利用できます。

ただし、海外手数料がかかる場合があるので、カード発行元の手数料を事前に確認しておきましょう。

 

チップの払い方

国によっては、チップ文化があり、クレジットカードでの支払い時にもチップを払わないといけない場合があります。

・レストランでの支払い時には、伝票に記入する
・クレジットカードの読み取り機で金額を追加する

旅行先のチップ相場を調べておくと安心です。

 

安全対策

・スキミング対策
・紛失・盗難時の対応

スキミング対策

海外ではスキミング被害が多発しており、クレジットカードの情報を盗まれることが心配されます。

カードを使用する際には、カードを手放さず、目の届く範囲で使用することが重要です。

・店員にクレジットカードを渡さない、
・可能な限り、差し込むのではなく、クレジットカードのタッチ決済をつかう

店員にクレジットカードを渡してしまうと、店の裏に持って行ってスキミング専用機械に読み取らせて、カード情報を盗まれることがあります

また、スキミング防止用のカードホルダーやケースを使用することも有効です。

 

紛失・盗難時の対応

クレジットカードを紛失したり、盗難に遭った場合、すぐにカード会社に連絡してカードを停止してもらいましょう

そのために、緊急連絡先を把握しておくことが重要です。

 

「カードのコピーを作成」でも述べたように、次の項目はいつでも確認できるようにしておきましょう。

・カード番号
・カード会社
・カード会社の緊急連絡先

・ブランド

 

海外でのトラブルは本当に焦ります。

日本にいるうちにできる対策・備えはすべてやっておきましょう。

 

また、現地の警察に届け出を行い、盗難証明書を受け取ることも後の手続きに役立ちます。

 

トラブル対応

カードが使えない場合

海外でクレジットカードが使えない場合もあります。

磁気不良や限度額オーバーなど、様々な原因が考えられます。

そういったトラブルに備えて、予備のクレジットカードやデビットカード、現金を持っておくことが重要です。

 

明細の確認と異議申し立て

旅行中や帰国後には、クレジットカードの利用明細を必ず確認しましょう

不正利用や誤った請求があった場合、すぐにカード会社に連絡をして異議申し立てを行ってください。

 

多くのカード会社は、不正利用や誤った請求に対応してくれます。

海外の店だから対応できないと諦めずに、カード会社に連絡してください。

 

緊急連絡先の確認

しつこいようですが、クレジットカード関係でのトラブルがあった場合に備えて、カード会社の緊急連絡先は必ず控えておきましょう。

旅行先ごとに異なる連絡先がある場合もあるので、出発前に必ず確認し、手元にメモしておくことをおすすめします。

 

まとめ

海外旅行におけるクレジットカードの利用には注意点が多く、準備も必要です。

使用前に準備を整え、現地での利用方法を理解し、安全対策を講じることで、安心して旅行を楽しむことができます。

特にVISA、Mastercard、JCBなどの主要ブランドのカードを複数持つことで、どの地域でもスムーズに支払いが行えます。

 

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